こんにちは、エンです。
公文のことを調べていくと、「公文 弊害」で調べている人も多いのかな?と感じました。
たしかに、公文は特殊な勉強の進め方だと思います。
小学校の授業カリキュラムとも違うし、求められることも異なる。
中学受験のテクニックともまた違う。
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だとすると、何のための公文なの?メリットだけじゃなくてデメリットもあるのでは?
今回は、公文の先生に聞いた受験との関係や、調べてわかった弊害、感じた弊害について紹介します。
公文と受験の関係、特に算数は受験に有利
公文をやっていると、中学受験に有利だという話を聞いたことがあります。
実際どうなのか、通っている公文の先生に来てみたところ、以下の回答がありました。
- 受験勉強が始まる3年の冬までに、F教材(小6程度)まで終わっているかなり有利。
- 小学4年生の間は塾の回数が少ないので、公文と両輪でやっている子が多い。
- 算数の場合、公文をやっている子のクラスを一つ上にスライドする塾がある。
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小学3年生で小学6年まで完了!?3学年も上を終わらせないといけないの!?かなり厳しい。。。
走くんの場合、まだ受験をするか決めていませんが、今から頑張っても3学年上は無理。。。
そんな場合どうするのか確認をしたところ
![公文の先生](https://naranja.biz/wp-content/uploads/2021/07/f_f_object_170_s512_f_object_170_0bg-150x150.png)
無理に終わらせることは考えず、着実にやる方が優先。4年生は塾の回数が少ないので、算数だけに絞って通っている子も多いです。
計算力は基本中の基本になるので、算数を続ける子が多いそうです。
それでも、走くんの場合、小学4年生までは厳しい気が…と、相談したところ
![公文の先生](https://naranja.biz/wp-content/uploads/2021/07/f_f_object_170_s512_f_object_170_0bg-150x150.png)
せめて、E教材の180番台、分数まで終わっているといいですね。それを踏まえて頑張っていきましょう!
つまり、分数の計算に苦痛を感じなければ、受験で使う計算はつらくならない、ということ。
公文をやることで、計算ミスで失点や、計算にてこずって時間配分を誤る失敗を避けやすい。
公文は受験に有利と言われるのは、そういうことだと思います。
公文を進めることによる弊害 国語の場合
ちょっと調べてみると、公文の弊害について色々書かれていますね。
また、走くんの場合はどうなのか?実体験も紹介します。
ネットでよく見る、公文の国語の弊害とは?
調べたことをまとめると、こんな感じでした。
- 詰め込み式なので、考えなくなる。
- パターンが決まっているので、考えなくなる。
- G教材(中学生レベル)になると、教材のレベル、内容が微妙
個人的な感想としては、好き勝手に言っているなぁという印象です。
中学生レベルの教材については、そこまでやらせるつもりがないので割愛します。
ただ、小学生レベルの教材はどうかというと、そんなことないです!
私個人の印象としては、
![エン](https://naranja.biz/wp-content/uploads/2021/06/en-150x150.png)
子供に丸投げしていない?公文の先生に丸投げしていない?小さいうちはサポートが絶対必要!
サポートもせずに、「詰め込み式だ」とか「パターンが」とか言うのはちょっと違うと感じました。
実際に感じるメリット、デメリットが発生する条件
個人的には、公文の国語にはメリットしか感じていません。
- 漢字の先取学習ができる
- 家であれだけの文章(本)を読ませるのは容易ではない
- テクニックを意識せずに素直にやれば、読解力は確実につく
大事なのは、「テクニックを意識せずに」というところだと思っています。
中学受験では、「問題から先に読む」がセオリーですが、公文は実直にやらせます。
そうすることで、文章を完全に頭に思い浮かべる練習ができます。
しかも、繰り返しやることで、その文章、内容、情景がより明確になり、読む速さもついてきます。
つまり、実直にやらせること!そういうすることで最大限のメリットを得られると思います。
![エン](https://naranja.biz/wp-content/uploads/2021/06/en-150x150.png)
ズルをせず、ちゃんと文章を読ませる。幼少のころは声に出して読む。そのためにA教材までは必ず横に座って、一緒にやりました。
ただし、中学受験は「実直」にやっても点数に結び付きにくい世界。
中学受験の勉強を始めたら、公文との併用はやめて塾へスライドする必要があると思います。
公文を進めることによる弊害 算数の場合
算数の場合はどうでしょうか?
こちらもまとめてみました。
ネットでよく見る弊害、デメリット
算数の方がやっている人が多いのか、弊害、デメリットも多く見られました。
- スピード重視で字が汚い
- スピード重視で丁寧に問題を解かない
- 計算に関係ない、図形や単位ができない
- 文章題のような考える力が育たない
こちらについては・・・
![エン](https://naranja.biz/wp-content/uploads/2021/08/en-2-150x150.png)
本当にその通りでぐうの音も出ない。。。
まず、スピード重視なので字が汚いです。
小学2年生でこのレベル。とにかく字が薄い。気を抜くと「6」「0」が同じになる。
![](https://naranja.biz/wp-content/uploads/2021/09/kumon-1024x672.jpg)
ちなみに、国語の字も汚いです。
残念ながら、字が汚いのは公文の弊害で間違いないと思います。
ただ、それ以外の弊害は、当たり前のことだと思っています。
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弊害は、「字が汚いこと」だけだと思います!その理由を解説します。
丁寧に問題を解かない
計算の見直しも公文では教えないのでできません。
「見直し」は受験テクニックだと思います。
図形や単位ができない
公文でやっていないことは、そもそもできなくて当たり前です。
「図形や単位を勉強してもできない、それは公文に通ってるから」
ということならわかりますが、そんなはずない。そんなむちゃくちゃな理論ないです。
図形や単位ができないことを公文のせいにするのは、おかしいです。
文章題が解けない
これも、図形ができないのと同じ理由で、できなくて当たり前です。やってないので。
公文の目的は、「計算力を伸ばすこと」
それ以外のことを公文に求めること自体がおかしいのです。
公文の弱い部分はどう補うか
走くんも図形や単位はまるでダメです。授業に追いつくので必死な感じ。
![走くん](https://naranja.biz/wp-content/uploads/2021/08/sou-2-150x150.png)
単位や図形のドリルが宿題だと、つらい。全然わからない
最初のころは、単位や面積の宿題はつきっきりになりました。
でも、学校の授業で繰り返したり、宿題を手伝っていくうちに徐々にできるように。
結局、算数は訓練なので、誰かがわかるまで教え続けるしかないかなと思います。
また、文章問題については、それ以前の問題が発覚。
割り算をやっているのに、割り算の意味が全く分かっていませんでした!
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6人で飴が3個、一人いくつ?の計算が割り算だとわかってなかった!
割り算の意味が分かっていない!かなり衝撃でした。
公文では、計算式の訓練をしているだけなので、その式の意味は教えてくれません。
そのため、式の意味していることは理解できないですし、当然文章題も解けません。
走くんの場合は、国語をやっているので文章の意味は分かっています。
ただ、その文章を式に直すことはできません。
これを公文の弊害?というのはおかしな話で、そもそも公文はそこは教えていないです。
そういうことは、学校の授業や宿題の中で家でカバーする内容と割り切る必要があります。
まとめ
いかがでしたか?
公文の弊害、確かにあるかもしれません。
でも、それは、公文に必要以上に求めすぎているからだと思います。
公文では何ができるのか、何を目的としているのかを理解していれば、弊害はないと思います。
公文を検討している人、続けることに不安を感じている人の参考になったら嬉しいです。
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