公文を始めよう!と思っても、いつから始めればよいのかわからない、ってことありますよね。
私もそうでした。本人の負担にはしたくないけど、小学校の授業で苦しんでほしくもない。
公文は、生徒一人一人に合わせて授業が進むため、「普通」にあまり意味がありません。
そのため、「実例」が公表されていない気がします。
とはいえ、やっぱり「普通」は気になる。。。
今回は、「普通」ではないけれど、一つの実例として走くんの場合を紹介します。
比較して、安心とか、不安とか、そういうのはしないでください。あくまで、一つの実例です。
また、通ってみて「早く進めるコツ」もわかってきたので紹介します。
公文に入会したのは年中の2月、これは早い?遅い?
走くんが公文に入会したのは年中の2月。
年中から年長ぐらいで入会するのがいいと聞いていたので。
走くんにとっては、ちょうどよかったかなと思っています。理由は
- 正しく鉛筆を持てる年齢になっていた
- 椅子に座る習慣ができてきた
- 「毎日やること」として理解できる年齢になっていた
ちょっと先取りできれば十分、と考えているなら年中から年長で入会で充分だと思います。
とにかく早く終わらせたい!ということならもう少し早く入会するのもありだと思います。
精神年齢で言うと、早生まれということもあり、走くんはどちらかというと成長が遅い方。
なので、もう少し早くから通える子もいると思います。
公文の進度表
公文の進度表は公開されています。
国語も算数も、小学生の教材はA~F。目安は、1年生がA、6年生がFです。
現在2年生の走くんは、小学2年生=B教材まで進んでいればちょうど。
走くんのクラスメイトで公文に通っている子たちは、ほとんどが幼稚園から入会しています。
皆さん詳細は教えてくれないですが、小学校2年生の夏時点でB教材は終わっている感じです。
幼稚園から始めれば、ほとんどの子が先取学習になるようです。(ナランハ調べ)
年中2月~小学校2年生夏までの進度
走くんの場合、どのような感じで進んでいったのか、参考までに詳細書いてみます。
これが普通ということはないです。そして、「早い」ということは全くないです。
周りの話を聞く限り、どちらかというと遅い方。私の周りでは、走くんより遅い子はいないです。
国語は現在C1教材
進捗(開始時) | 教材の内容 | |
年中 2月(入会時) | 6A教材 | 文字を読む、2語文 |
年長 6月 | 5A教材 | 文字を読む、3語文以上 |
年長 8月 | 4A教材 | ひらがなのなぞり書き、名詞 |
年長 10月 | 3A教材 | ひらがなの写し書き、形容詞、動詞 |
年長 1月 | 2A教材 | ひらがな自力書き、助詞 |
小学1年生 6月 | A1教材 | 1年生レベルの漢字、カタカナ |
小学1年生 9月 | A2教材 | 1年生レベルの漢字、文を読む |
小学1年生 12月 | B1教材 | 2年生レベルの漢字、主語と述語、修飾語 |
小学1年生 3月 | B2教材 | 2年生レベルの漢字、言い換え |
小学2年生 7月 | C1教材 | 3年生レベルの漢字、言葉をつなぐ、相手の気持ちを考える |
学校のテストではほぼ問題なく100点をとれています。
字が汚くて読めない、ということで減点されていることは、ちょいちょいありますが。。。
先取学習という意味では、全く問題ありません。
算数は現在C教材
算数の方が進んでいます。
進捗(開始時) | 教材の内容 | |
年中 2月(入会時) | 5A教材 | 数字の読み、数字の並び50まで |
年長 5月 | 4A教材 | 数字のなぞり書き、50までの数 |
年長 8月 | 3A教材 | 100までの数、たす3 |
年長 11月 | 2A教材 | たす4~たす10 |
年長 2月 | A教材 | たして28までの足し算、引き算 |
小学1年生 9月 | B教材 | 3桁の足し算、3桁の引き算 |
小学1年生 2月 | C教材 | 九九、九九のひっ算、2桁わる1桁の割り算 |
どんどん難しくなっています。
正直、年長のころの足し算は親子で疲れました。ひたすら足し算。3Aから約1年。
でも、先生から、
- 足し算はすべての基本、つらくても乗り切ってください。
- ここをショートカットすると、この後が乗り切れません。
- ショートカットして戻る子を何人も見ています。
と、言われていたので、親子で信じて頑張りました。
そして、頑張りは、B教材以降に効いています。
ものすごく計算が早くなり、ほとんど反射で3桁足し算も引き算もやっています。
なんなら、九九も覚えずに足し算で乗り切ろうとしたくらい。
さすがに、先生に
走くん、九九は覚えて。足さないで。
と、注意を受けていました。
と、幼稚園の年中2月から公文を初めて、十分先取学習できています。
進度を早めるには
進度を進めるには、公文と連携する方法と、家庭内でモチベーションを上げる方法があります。
先生との面談を大切に、希望をきちんと伝えよう
走くんが通う公文では、年に2回、希望すれば面談があります。
それだけではなく、不安があればいつでもメールで問い合わせができます。
先生との連携は、公文に通う上で本当に大事なことだと思います。
私は、先生こんなことを共有しておくようにしています。
- 何のために公文に通っているのか (先取学習、中学受験、学習習慣など)
- いつまでに、どこまで進めたいのか
- 希望の進捗具合と現実の差はどのくらいあるのか
そうすることで、進捗の不安が解消されます。
必要以上に早く進める必要はありません。適正なスピードを知ることはとても重要です。
とにかく早めたい!遅い気がする!と曖昧だと、親はやきもきするし、子供は負荷がかかりすぎるし、いいことありません。
先生と認識合わせができていれば、必要に応じて先生がスピードアップしてくれます。
宿題を増やしすぎて心が折れている子も結構います。
不安に駆られて、とりあえず宿題を増やすということは、絶対NG!
認識合わせをしておけば、先生がタイミングを見て増やしくれるのでそれを信じてみましょう。
先生と認識が合わない場合は転校する
信じてみたけど先生の認識が合わせられない…、先生と意見が合わない…というときは転校も視野に。
公文では転校ができます。
先生の方針が違うのであれば、転校も視野に入れましょう。
転校については、こちらの記事も参考にしてみてください。
公文の教室の選び方、体験や見学でチェックすべきポイント
記事の中でも書いていますが、姪っ子は転校したことで劇的にスピードアップしています。
ただ、何度も転向するのは親子ともども負担が大きいので、転校先は慎重。
事前に、転校したい公文の教室へ相談、見学に行くのもよいかもしれません。
家庭で進度を早めたいなら、ほめるに限る!
私も主人も理系のため、算数はできる方じゃないかな、と思ってました。
実際、国語に比べると算数の方が進度早い。(決して早くはないですが…)
ですが、私が苦手な国語を躊躇なくやる姿に、私が感動!
私が国語ばかりほめていたら・・・
僕、国語は得意だから♪
と、言うように。
実際は、国語の方が苦戦しています。
でも、算数はすぐに「わかんなーい」というのに、国語はほとんど言わない。
この自信がなかったら、きっと国語のスピードは学校に抜かれていたと思います。
ほめるって大事ですね。
まとめ
いかがでしたか?
公文は一人一人に合わせて進度を変えられるのが一番のメリット。
だからこそ、「普通」がわかりにくく不安になる仕組みでもあると思います。
今回の走くんの進度はあくまで1つの例。
それでも、これから公文を始める人や進度に不安を持っている人の参考になったら嬉しいです。
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