公文の弊害、中学受験を見据えて小学校2年生時点で感じること

公文

こんにちは、エンです。

公文のことを調べていくと、「公文 弊害」で調べている人も多いのかな?と感じました。

たしかに、公文は特殊な勉強の進め方だと思います。

小学校の授業カリキュラムとも違うし、求められることも異なる。

中学受験のテクニックともまた違う。

エン
エン

だとすると、何のための公文なの?メリットだけじゃなくてデメリットもあるのでは?

今回は、公文の先生に聞いた受験との関係や、調べてわかった弊害、感じた弊害について紹介します。

公文と受験の関係、特に算数は受験に有利

公文をやっていると、中学受験に有利だという話を聞いたことがあります。

実際どうなのか、通っている公文の先生に来てみたところ、以下の回答がありました。

  • 受験勉強が始まる3年の冬までに、F教材(小6程度)まで終わっているかなり有利。
  • 小学4年生の間は塾の回数が少ないので、公文と両輪でやっている子が多い。
  • 算数の場合、公文をやっている子のクラスを一つ上にスライドする塾がある。
エン
エン

小学3年生で小学6年まで完了!?3学年も上を終わらせないといけないの!?かなり厳しい。。。

走くんの場合、まだ受験をするか決めていませんが、今から頑張っても3学年上は無理。。。

そんな場合どうするのか確認をしたところ

公文の先生
公文の先生

無理に終わらせることは考えず、着実にやる方が優先。4年生は塾の回数が少ないので、算数だけに絞って通っている子も多いです。

計算力は基本中の基本になるので、算数を続ける子が多いそうです。

それでも、走くんの場合、小学4年生までは厳しい気が…と、相談したところ

公文の先生
公文の先生

せめて、E教材の180番台、分数まで終わっているといいですね。それを踏まえて頑張っていきましょう!

つまり、分数の計算に苦痛を感じなければ、受験で使う計算はつらくならない、ということ。

公文をやることで、計算ミスで失点や、計算にてこずって時間配分を誤る失敗を避けやすい。

公文は受験に有利と言われるのは、そういうことだと思います。

公文を進めることによる弊害 国語の場合

ちょっと調べてみると、公文の弊害について色々書かれていますね。

また、走くんの場合はどうなのか?実体験も紹介します。

ネットでよく見る、公文の国語の弊害とは?

調べたことをまとめると、こんな感じでした。

  • 詰め込み式なので、考えなくなる。
  • パターンが決まっているので、考えなくなる。
  • G教材(中学生レベル)になると、教材のレベル、内容が微妙

個人的な感想としては、好き勝手に言っているなぁという印象です。

中学生レベルの教材については、そこまでやらせるつもりがないので割愛します。

ただ、小学生レベルの教材はどうかというと、そんなことないです!

私個人の印象としては、

 エン
エン

子供に丸投げしていない?公文の先生に丸投げしていない?小さいうちはサポートが絶対必要!

サポートもせずに、「詰め込み式だ」とか「パターンが」とか言うのはちょっと違うと感じました。

実際に感じるメリット、デメリットが発生する条件

個人的には、公文の国語にはメリットしか感じていません。

  • 漢字の先取学習ができる
  • 家であれだけの文章(本)を読ませるのは容易ではない
  • テクニックを意識せずに素直にやれば、読解力は確実につく

大事なのは、「テクニックを意識せずに」というところだと思っています。

中学受験では、「問題から先に読む」がセオリーですが、公文は実直にやらせます。

そうすることで、文章を完全に頭に思い浮かべる練習ができます。

しかも、繰り返しやることで、その文章、内容、情景がより明確になり、読む速さもついてきます。

つまり、実直にやらせること!そういうすることで最大限のメリットを得られると思います。

 エン
エン

ズルをせず、ちゃんと文章を読ませる。幼少のころは声に出して読む。そのためにA教材までは必ず横に座って、一緒にやりました。

ただし、中学受験は「実直」にやっても点数に結び付きにくい世界。

中学受験の勉強を始めたら、公文との併用はやめて塾へスライドする必要があると思います。

公文を進めることによる弊害 算数の場合

算数の場合はどうでしょうか?

こちらもまとめてみました。

ネットでよく見る弊害、デメリット

算数の方がやっている人が多いのか、弊害、デメリットも多く見られました。

  • スピード重視で字が汚い
  • スピード重視で丁寧に問題を解かない
  • 計算に関係ない、図形や単位ができない
  • 文章題のような考える力が育たない

こちらについては・・・

 エン
エン

本当にその通りでぐうの音も出ない。。。

まず、スピード重視なので字が汚いです。

小学2年生でこのレベル。とにかく字が薄い。気を抜くと「6」「0」が同じになる。

ちなみに、国語の字も汚いです。

残念ながら、字が汚いのは公文の弊害で間違いないと思います。

ただ、それ以外の弊害は、当たり前のことだと思っています。

 エン
エン

弊害は、「字が汚いこと」だけだと思います!その理由を解説します。

丁寧に問題を解かない

計算の見直しも公文では教えないのでできません。

「見直し」は受験テクニックだと思います。

図形や単位ができない

公文でやっていないことは、そもそもできなくて当たり前です。

「図形や単位を勉強してもできない、それは公文に通ってるから」

ということならわかりますが、そんなはずない。そんなむちゃくちゃな理論ないです。

図形や単位ができないことを公文のせいにするのは、おかしいです。

文章題が解けない

これも、図形ができないのと同じ理由で、できなくて当たり前です。やってないので。

公文の目的は、「計算力を伸ばすこと

それ以外のことを公文に求めること自体がおかしいのです。

公文の弱い部分はどう補うか

走くんも図形や単位はまるでダメです。授業に追いつくので必死な感じ。

走くん
走くん

単位や図形のドリルが宿題だと、つらい。全然わからない

最初のころは、単位や面積の宿題はつきっきりになりました。

でも、学校の授業で繰り返したり、宿題を手伝っていくうちに徐々にできるように。

結局、算数は訓練なので、誰かがわかるまで教え続けるしかないかなと思います。

また、文章問題については、それ以前の問題が発覚。

割り算をやっているのに、割り算の意味が全く分かっていませんでした!

 エン
エン

6人で飴が3個、一人いくつ?の計算が割り算だとわかってなかった!

割り算の意味が分かっていない!かなり衝撃でした。

公文では、計算式の訓練をしているだけなので、その式の意味は教えてくれません。

そのため、式の意味していることは理解できないですし、当然文章題も解けません。

走くんの場合は、国語をやっているので文章の意味は分かっています。

ただ、その文章を式に直すことはできません。

これを公文の弊害?というのはおかしな話で、そもそも公文はそこは教えていないです。

そういうことは、学校の授業や宿題の中で家でカバーする内容と割り切る必要があります。

まとめ

いかがでしたか?

公文の弊害、確かにあるかもしれません。

でも、それは、公文に必要以上に求めすぎているからだと思います。

公文では何ができるのか、何を目的としているのかを理解していれば、弊害はないと思います。

公文を検討している人、続けることに不安を感じている人の参考になったら嬉しいです。

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