就職活動や転職活動など資格取得を考える時、よく聞く「簿記検定」はちょっと頭をよぎることも多いのではないでしょうか。
ただ、いざ調べてみると、簿記試験には種類がいくつかあったり、難易度が良くわからなかったり、迷うことも多いのでは。
そこで、今回は簿記検定の種類とその難易度、合格率、おすすめの簿記検定について解説します。
独学でも取得可能な簿記検定、ぜひ、検討してみてください。
簿記検定とは?種類は?
簿記検定にはいくつかの種類が存在します。
- 日商簿記検定試験(日商簿記)
- 簿記能力検定(全経簿記)
- 簿記実務検定試験(全商簿記)
それぞれ、主催している団体と難易度が異なります。
通信教育のu-canのページで、とても分かりやすく紹介されています。
簿記検定には3種類ありますが、日商簿記が一番難しいようです。
そして、一番、おすすめの日商簿記検定になります。
その理由はズバリ、テキスト類が充実しているから。
Amazonで「●●簿記2級」と検索すると、
- 日商簿記2級→アマゾンの検索結果2000件以上
- 全経簿記2級→アマゾンの検索結果135件
- 全商簿記2級→アマゾンの検索結果29件 ※2021年5月時点
日商簿記が一番メジャーだから、これだけの本が出品されていると考えるのが妥当です。
難易度が高くても簿記2級取得は「日商簿記2級」を目指しましょう。
日商簿記2級の合格率は
日商簿記2級の合格率は商工会議所のホームページにて公表されています。
意外とばらつきがあります。
高いときは47.5%、低いときは8.6%。正直ここまでばらつきがあるとは。
ネット試験の方は公表されていませんが、開始されたばかりなのでまだ安定していないと思います。
このデータだけを見て、一概に難易度を図ることはできませんが、きちんと対策をしていなければ受からないです。
また、きちんと対策をしても運が悪いと落ちる資格、ということが言えるのではないでしょうか。
運を味方にする必要がある資格って、どうなのよ、と個人的には思いますが、それでもこれだけメジャーな資格。
持っていたら就職、転職に有利な武器になることは明白なので、ぜひ取っておきたい資格です。
まとめ
今回は、公表されているデータから見る簿記2級の難易度をチェックしてみました。
合格率については非常にばらつきがあるもので驚きました。
さらに、ネット試験も開始したばかり、さらに2021年6月からは90分のテストに変更で、しばらく安定しないのではないかと思います。
とはいえ、正直、公表されているデータだけでは難易度を測ることはできないと思っています。
やっぱり、体感としてどう感じるかが大事で。
別の記事で、私の簿記2級にかけた勉強時間やその勉強方法も公開していますので、ぜひ、参考にしてみてください。
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