小学校の読書感想文、夏休みの定番宿題ですよね。
読書感想文を一人で書ける小学2年生っているんですか?
本選びから感想文の書き方まで、最初から最後まで親が見ないといけない宿題ではないでしょうか。
だからと言って、親ももう何もかも忘れてしまっていて、本当に困りますよね。
今回は、親のための読書感想文のノウハウをまとめました。
ぜひ、参考にしてみてください!
小学生2年生、本の選び方
読書感想文の方が指定されていればいいのですが、そうでない場合も多いかと思います。
走くんの学校も、特に指定はありませんでした。
そうなると、どんな本を選べばいいの?と不安に。
今回は、どんな本を選べばいいか、おすすめの選び方を紹介します。
読書感想文コンクールの課題本から選ぶ
2021年、小学校低学年の課題本はこちらの4冊です。
- あなふさぎのジグモンタ
- そのときがくるくる
- みずをくむプリンセス
- どこから来たの?おべんとう
それぞれの本のページ数や形態はこんな感じです。
ページ数 | 出版社 | 発行形態 | 本のサイズ | |
あなふさぎのジグモンタ | 32P | ひさかたチャイルド | 絵本 | 27.0×21.0cm |
そのときがくるくる | 80P | 文研出版 | 全集・双書 | 21.6×15.1cm |
みずをくむプリンセス | 40P | さ・え・ら書房 | 絵本 | 24.7×24.7cm |
どこから来たの?おべんとう | 32P | 金の星社 | 絵本 | 23.6×24.5cm |
これらの本はどれも売り切れ。図書館でも、うちの区では予約待ち100人以上!
正直、これらの本を選ぶのはちょっと現実的ではないかもしれません。
公文の教材で使われている本から選ぶ、おすすめ10選
読書感想文コンクールの本を購入してもいいのですが、ぜひおすすめしたいのが公文の推薦図書。
公文では、進度に応じた本の一覧を公開しています。
小学校2年生は、B教材相当とされています。
リンク先、数字に網掛けがかかっている部分は、実際に教材として使われています。
一部を紹介するとこんな感じです。
- ろくべえまってろよ
- 子うさぎましろのお話
- 一休さん
- おかえし
- のうさぎにげろ
- ねこのタクシー
- おしいれのぼうけん
- スーホの白い馬
- そして、トンキーもしんだ
- さんねん峠
ページ数 | 出版社 | 発行形態 | 本のサイズ | |
ろくべえまってろよ | 30 P | 文研出版 | 絵本 | 18.3×22.4cm |
子うさぎましろのお話 | 32P | ポプラ社 | 絵本 | 24.5×21.5cm |
一休さん | 111p | あかね書房 | 全集・双書 | A5判 |
おかえし | 32P | 福音館書店 | 絵本 | 20.0×27.0cm |
のうさぎにげろ | 31P | 新日本出版社 | 絵本 | 20.7×19.0cm |
ねこのタクシー | 88p | 福音館書店 | 単行本 | 21.0×29.0cm |
おしいれのぼうけん | 77P | 童心社 | 絵本 | 26.6×19.1cm |
スーホの白い馬 | 48P | 福音館書店 | 絵本 | 23.0×31.0cm |
そして、トンキーもしんだ | 33P | 国土社 | 絵本 | 18.8×25.4cm |
さんねん峠 | 28P | 岩崎書店 | 絵本 | A4変サイズ |
読書感想文として書きやすそうな「物語」から10冊選びました。
僕も、この中から読書感想文の本を選んだよ
これ以外にも、公文ではたくさんの本をお勧めしています。
ぜひ、公文のリンクも見てみてください。
小学2年生の本はすぐに読める本で大丈夫
コンクールでの課題図書や公文の推薦図書を見る限り、小学校2年生は絵本でも大丈夫そうです。
絵本なら、すぐに読み切れるので安心。
絵本ならすぐに読み切れるので、子供が読書感想文に臨む直前に急いで読めば間に合います。
親なら10分程度で読み切れるものがほとんど。子供が準備している間に読みきれます。
絵本で大丈夫と分かると、走くん、図書館で大量に選び、一気に読み切っていました。
公文のおかげで、本を読むことに抵抗がない走くん。
次の土曜日も図書館へ行こう!
と、毎週いうので、週1回、親子で自転車に乗って図書館へ涼みに行っています。
夏休みの宿題の定番、読書感想文の書き方
当たり前ですが、本を読んだら文章を書かないといけないんですよね・・・
読書感想文、私自身は、一番嫌いな宿題でした。
そもそも、小学生の頃は本を読むのが嫌いだったので。。。
しかし、読書感想文って「書き方のお作法」のようなものが存在します!
もしかしたら、私が小学生のころから説明があったのかもしれないですが、全く知りませんでした。
今回は、読書感想文の書き方についても紹介します。
読書感想文の書き方
- 「始めに」をかく
- 本の題名から思ったこと
- その本を選んだわけ
- 読んで最初に思ったこと
- 「本文」を書く ※この中か2つくらい書くとちょうどの量になる
- 特に面白かったことや場面の紹介、さらにその理由
- 心に残った場面の紹介、さらにその理由
- 新しく知ったこと、わかったこと、気が付いたこと、考えたこと
- 「おわりに」を書く
- 登場人物に言いたいことや思ったこと
- 友達に進めたい理由
- 本を読んでやってみたいと思ったこと
この流れを、それぞれのブロックで書いて、最後原稿用紙にまとめれば出来上がりです。
ただ、小学校2年生がこれを一人でやるのは非常に難しい。。。
大人が「なんで?」「どこが?」と引き出しながら、一緒に組み立てないと難しかなと思います。
読書感想文、入賞作品
読書感想文コンクールの入賞作分は一般に公開されています。
読んでみましたが、本当に素晴らしいです。
これを小学校1年生が?2年生が?と、目を疑うぐらい。
親が手伝っても、ここまでの文章にならない。。。
低学年の部の2作品を見ましたが、どちらも、自分の体験と上手くリンクさせている印象です。
ただ本を読んでそのことについて書くというより
- 自分の経験とリンクさせる
- その時に感じたこともリンクさせる
これは絶対必須な気がします。
さらに、偶然かもしれませんが、2作品とも「手紙のような書き方」をしています。
そのため、どちらも訴えかけるような力を持っています。
まとめ
いかがでしたか?
小学2年生の読書感想文の宿題は、親の手伝いが必要な宿題の一つだと思います。
本選びから感想文の書き方まで、参考になったら嬉しいです。
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