テキストを読み終えたら、次はひたすらOutputです。
とはいえ、最初は問題を見ても、どこから手を付けたらよいのか、それ以前に問題の意味もわからない…という感じだと思います。
そんな状況でも効率よく身に付けていく方法があります。
全くわからないところから、時間内に解けるようになるまでに仕上げた私のやり方について説明します。
まずは答えを写すところから
初めて予測問題を見たとき、最初の仕訳の問題ですら何一つわからなかったので、「解く」という作業を諦めました。
テキストを読んでインプットしましたが、何一つ覚えていなかったのを実感しました。
そこで、問題と答えを見ながら、なぜこの答えになるのかを紐解き、理解できたら仕訳から答えまで、とにかく紙に何度も書きました。
マメができるくらいとにかく書きまくりました。
だいたい1日1時間、大問題1問するペースで進めました。
大問題1の仕訳と、大問題4,5の工業簿記は1時間かからないのですが、大問題2,3の商業簿記は最初のうちは1時間以上かかってました。
答えを写すだけなのに。最初、本当にきつかったです。
答えを見ないでできるまで何度もやる
始めてみる問題は相変わらず答えを写す作業から始めるのですが、日を追うごとに徐々に「解答の紐解き」に時間がかからなくなってきました。
そうすると、1日1時間確保して、答えを丸写しするだけでは時間が余るようになっていきました。
そこで、余った時間で先週やった問題、先々週にやった問題と振り返りをしました。びっくりするくらい覚えっていないものです。
それでも、紐解きは終わっているので、明らかに理解度は上がっていった気がします。
工業簿記は3回くらい、商業簿記は5回くらい解くと、答えを見なくても解答できるくらいになりました。
そのあとはおおよその時間を計りながら、それぞれの大問にかける時間を決めて、その時間内に解く練習をしました。
そんなこんなで、多分同じ問題を5~7回くらいはやっていると思います。
気持ちとしては、「同じパターンの問題が出たら満点を取る!」という気持ちです。
そうすることで、試験の時に、絶対に取る問題とあきらめる問題が瞬時につくようになりました。
公式ページにある問題もできるようにしておく
別の記事で紹介していますが、公式ページに予測問題が掲載されています。
それもきっちりやりました。この時点で「あてる」シリーズは完璧にできる状態になっていましたが、それでも初めて見るパターンの問題もあり衝撃を受けました。
できるだけ初めて見るパターンの問題を減らすためにも、公式ページの問題も必ず解けるようにしておいた方がいいです。
実際、私が受けたネット試験ではここでダウンロードした問題と同じような問題が出題されました。
公式ページの問題を始めるにあたり、1つだけ注意点があります。それは「答えしか公表されていない」こと。
つまり、解法が公表されていないのです。わからなければ自力で見出すしかないです。
ネット上にある予測問題等は、答えはあるけど解答がない、というパターンが結構見受けられます。
これらに手を付ける時は、ある程度できるようになって自信が付いてから手を付けた方が良いと思います。
まとめ
とにかく、ひたすら同じ問題を解くのが、一番効率よく身に付ける方法だと思います。
さらに、できるだけ色々なパターンを身に付けておくことで、テストの時にも「あの問題に似ている」と余裕をもって試験に臨めます。
ネット上にある問題は答えしかない事も多々あるので、自分で解法を見つけられるくらいになってから手を出しましょう。
きちんとした解法を知りたい場合は、別の予測問題集を購入して対策をとるのもおすすめです。
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