「思い立ったら吉日!」ではないですが、簿記2級を取る!と決めたらすぐに動くのがおすすめです。
やっぱり、それなりの熱量がないと合格まで走りぬくことは難しいので。
とはいえ、簿記には気を付けなくてはいけないタイミング、時期というのが存在します。
学校へ行っている人や、簿記に関する情報発信を積極的にしている人にとっては当たり前のことだと思いますが、これから勉強する人にはあまりキャッチアップできない「スタートタイミング」の話。
ぜひ、これから勉強を始める人は気を付けてほしいです。
ずばり、期末、期初を気にして動く
簿記の出題範囲について、実はあまり知られていませんが4月に範囲の見直しが多くされます。
実際に、2021年3月に2021年度の出題区分について、2022年度以降の件についても商工会議所のお知らせにて発表されています。
正直、よくわからないです。特に、これから勉強する人にとって、このページを読んだところでさっぱりだと思います。
でも、大事なのは4月から変わるということ。
つまり、販売されているテキスト類も一新される可能性が高いのです。
それを踏まえて、個人的には1月から3月の間はテスト勉強を始めるのに不向きな期間だと考えています。
もちろん、1年以上かけて勉強をする人や、オンライン講座などバックアップ体制万全にして始める人は別ですが、個人で独学で半年以内に合格したい!と考えている人は4月前後のテキストがリニューアルされるタイミングがはじめ時と思います。
変わるのは主題範囲だけではない!?
2021年度は、出題範囲だけではなく出題様式も大きく変わります。
- 今まで120分だったテストが90分に変わる。(3級は90分が60分に変更)
- 試験開始時間13:30と16:00の選択ができる。
- 問題用紙・答案用紙・計算用紙が1冊にまとまっている。
- 問題用紙・答案用紙・計算用紙はすべて回収される。
結構変わりますね。
時間については短くなることによるメリット、時間が選べるメリットといい方向に動いている気がします。
ただ、問題冊子については、これはやりにくいような気がします。
計算用紙まで一緒になっていると、ぺらぺらとめくりながらやることになると思うので。
サッシの詳細は公式ページで案内が出ています。
小さなことですが事前にチェックしておけば、当日焦ることなく試験に挑めるのではないでしょうか。
特に、年度をまたいで再チャレンジの人は、前回と違う!とびっくりしないためにも、チェックしておいてほしいなと思います。
すべての情報は公式ページにあります
本当にこれにつきます。
勉強するにあたり、テキスト選びや実践対応などを気にする人も多いですが、公式ページを侮ってはいけません。
特に、独学で勉強して一人で合格に向かおうとしているのであれば、情報収集を軽視しないほうがいいです。
意外と細かく見ていくと、大手予備校の参考問題が掲載されていたりします。
実際、私はここからダウンロードした問題を解いて試験に臨みました。
タイトルを見れば内容がわかるので、タイトルだけざっと前年度分までさかのぼってチェックするのがおすすめです。
タイトルはたくさんありますが、実際に読んでおいたほうが良い記事はそれほどありませんので。
まとめ
いかがだったでしょうか。
年度をまたぐとき、試験範囲が変わりテキストがリニューアルされる可能性が高いので、独学、さらに短期間での合格を目指す人は年度をまたがないように勉強を始めることがおすすめです。
特に2021年度は試験時間や出題冊子の様式なども大きく変わりました。
今後、年度をまたぐのにここまで大きな変化があるかわかりませんが、それでも試験勉強を始める前、試験を受ける時、必ず商工会議所の「お知らせ」も目を通すようにしておきましょう。