独学で簿記2級を取るのに、どのくらい時間がかかるのか?そのためにはどのように勉強を進めたらよいのか?
そもそも何から始めればよいの?とスタートを切るまでに時間がかかる人も多いのではないでしょうか。
私もそのタイプでした。
きちんと計画を立ててその通りに遂行する方が、とりあえず始めて走りながら考えるよりも効率がいいような気がするんですよね。
ということで、今回は私が実際に掛けた勉強時間、スケジュールについて紹介します。
目指すは70点!合格点は70点
大事なことなので最初に。合格するために必要な点数は70点です。
あまりに基本的なことなので、今更?という感じもすると思いますが、独学で勉強するにはとても大事なことだと思います。
きちんと身に付けて仕事に生かしたい!人に教えたい!会計士を目指したい!という人に、個人的に独学はおすすめしません。
なぜなら、独学で勉強するって穴が多いと思うので。
独学は新鮮な情報も得られないし、何よりこういう人は100点を目指してほしいです。
100点を目指すのと70点を目指すのの違いは、勉強範囲の網羅性。
「50回に1回しか出ないような問題はやらない!」「2回に1回出るような問題は完璧を目指す」というように、70点を目指す人は問題の出現率を意識することが大事です。
そのためにも、問題集を解くのではなく、実践に即した形式の問題をたくさん解くことをおすすめします。
詳しくは、別に紹介しますが、いかに効率よくやるかを意識するためにも「70点でOK」は常に意識しましょう。
簿記2級取るのに掛かった時間は3か月
平日はフルタイムで会社へ行き、家に帰れば小学校低学年の子供がいる生活。
毎日机に向かって勉強する時間を作るのはのは厳しい環境の中、3か月ほどで簿記2級を取得できました。
毎日、机に向かうのは難しいですが、意外と隙間時間は存在しています。
特に、勉強を始めたばかりのタイミングでは、参考書を読み進めるだけなので、私の場合、最初の1か月半は机に向かうことはありませんでした。
とはいえ、残りの1か月半は毎日机に向かってやっていました。早起きして。思ったよりも簿記の勉強が面白くなっていたので、意外と苦しくなく早起きができていました。
こんな感じで、勉強を始めたころとテスト直前で、勉強時間も場所も変わってきます。
なので、最初は気楽に始めて、徐々にスピードアップさせていけば、電池切れもせず、最後まで完走できると思います。
独学、150時間で簿記2級取得
実際に私が掛けた勉強時間と流れ、スケジュールについてまとめます。
内容 | 1日の勉強時間 | 期間 | トータル勉強時間 | |
Step1 | 「パブロフシリーズ(参考書)」をひたすら読む | 1時間 | 1.5か月 | 45時間くらい |
Step2 | 「あてる(予測問題)」を解きまくる | 1.5時間 | 1か月 | 45時間くらい |
Step3 | 「公式ページの参考問題」を解きまくる | 2時間~3時間 | 2週間 | 30時間くらい |
その他 | アプリで仕訳をしまくる | 1時間 | 1か月 | 30時間くらい |
だいたいこんな感じ。合計150時間くらいで取得できました!
ネット試験に切り替えてからの1発合格だったので150時間で済みましたが、もし相性の良くない問題がたくさん出て再チャレンジしていたら、さらにプラスで20時間くらいかかっていたと思います。
ネットでは「独学なら250時間から350時間くらい」と書いてあったり、「1か月で余裕」など、何が本当なの?という情報がたくさんあります。
私ももっと効率よくすれば1か月で取得できたかもしれませんし、100満点を目指したら300時間かかったかもしれません。
結局、やり方によって合格までにかかる時間が変わってきます。
だからこそ、勉強時間と勉強方法をセットで公開しないとあまり意味がないし、「勉強時間は○○時間!」みたいな、ただの数字に踊らされないでほしいなと思います。
まとめ
いかがでしたか?私が勉強していた3か月間、毎日どのくらいの時間かけたか、まとめてみました。人によって取れる時間は違うので、取得までにかかる期間も異なると思います。
別のページで、実際に使ったテキストや、どのように参考書を読み進めたか、どのように問題を解いていったかなど、具体的な勉強方法をまとめています。ぜひ、参考にしてみてください。
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